まるごとアドリブ

ジャズの知識ゼロで「アメリカ唯一のジャズ専門音大」に留学したドラマーの奮闘記。

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マルヒロ初めての”小さな”ビッグバンド【2019.5】

こちらはアレンジの授業とメンバーが似ていますが、10人編成の少し大きめなアンサンブルです。

いわゆるスイング・ガールズなどで知られる”スイング・バンド”や”ビッグバンド”と呼ばれる形態は17人前後の大所帯で、細かく決まり事がたくさんある部分とアドリブソロの対比を楽しむものです。10人編成もそれと似ていますが、それぞれのパートが担う負担が少し大きく、なおかつビッグバンドよりも即興性に富んだ演出が多く見られます。

言い換えると、ビッグバンドとスモールコンボのいいとこどりみたいな感じですね。

▼スモールコンボってなんだよっていう人はこちらの記事をどうぞ▼

僕自身こういった大人数で楽譜を読みながら演奏するのは初めてで、普段ほとんど即興のスモールコンボをやっているがために、決まりごとの多さに大苦戦しました。

慣れてきた後はビッグバンドビートのミッキーになったつもりでだいぶ楽しめましたけどね。

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各楽曲解説

①Sugar 0:56~

シャッフルリズムが気持ちいいスタンダードナンバーです。とにかく派手に叩けと言われたので、それだけを意識してたたきました。ちょっと力が入りすぎた部分もあるけど、熱量はその分伝わったのではないかと思います。

②El Don 10:37~

この授業を指導した先生が作った現代的な響きのワルツです。コードもリズムの指定もすごく開けた感じだったので、割と自由に叩きました。ピアノとギターだけになるところがお気に入りです。

③Take Five  19:15~

超有名な5拍子のスタンダードナンバーです。日本では同タイトルのドラマの主題歌としてJUJUさんが歌ったことで有名になったと思います。セクションによってドラムのたたき方に細かく指定があったので、そのメリハリをつけるのに苦労しました。あとどうしてもこのテンポって遅くなりがちなので、そこをいかに保つかという部分が課題でした。

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④Daahoud 29:06~

若くして亡くなった伝説のジャズトランぺッター、クリフォード・ブラウンが遺した名曲です。とにかくリズムのキメが多くて大変でした。あと途中で管楽器がクリフォード・ブラウンのアドリブソロを完コピする部分が圧巻です。

⑤A Ballad 36:45~

名もなきバラードです。ただただ曲が本来持つ美しいメロディを引き出すことだけに集中しました。にしてもバラードのドラムって本当に難しい・・・

⑥枯葉 42:53~

ジャズスタンダードの中で最も有名な曲と言っても過言ではないと思います。

ハイボールのCMなんかにも使われていましたよね。

その曲をめちゃめちゃアップテンポで派手にアレンジしたものを演奏しました。要所要所でドラムソロがあって、それぞれ長さや音量、キメが細かく指定されていたのでめちゃめちゃ苦戦しました。でも慣れたら本当に目立てるし楽しいんですよね。

 

ちなみに来学期はついに本物のビッグバンドに参加することになったので、そちらの映像も撮影出来たらアップします!