まるごとアドリブ

ジャズの知識ゼロで「アメリカ唯一のジャズ専門音大」に留学したドラマーの奮闘記。

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トイ・ストーリーの過去作品をおさらいしながら英語も勉強しちゃおう

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どうも、トイ・ストーリー・シリーズで一番好きなキャラクターはウィージーのマルヒロです。

いよいよトイ・ストーリー4が公開しましたね!

僕はありがたいことにアメリカで公開初日に鑑賞しましたが、そのときの感想については別記事にまとめています。

 

 

そんな僕から皆さんへのアドバイス。

過去作品をおさらいしてください。

僕も事前におさらいしてから映画館に行ったおかげで、笑えたり泣けたりした部分がたくさんありました。

 

そして!今回はその過去作品のおさらいをしながら、ついでに英会話も勉強しちゃおう!というお話です。

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ピクサー作品は英語ならではのダジャレがたくさん!

ピクサー好きな方はご存知かもしれませんが、ピクサー映画には様々な小ネタが隠されています。別の映画のキャラクターが隠れキャラとして出演していたり、どの作品にも必ず登場するキャラやモノがあったり・・・。

 

そしてそれらの隠し要素と同じくらい、おしゃれな英語の言葉遊びなども隠されているのです。この言葉遊びの多くは、子どもと一緒に映画を見ている大人へ向けたものが多く、さりげない下ネタもたくさん隠されています。

マルヒロの顔

大人も楽しめるような素敵な配慮ってことにしておこう・・・。

これらの言葉遊びを字幕版を見ながら理解すれば、ストーリーをおさらいしながら英語の知識もついて一石二鳥ってことなんです!

 

ということで、過去の作品に登場するダジャレや言葉遊びを見ていきましょう。

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トイ・ストーリー(1995年公開)の言葉遊び

Kiss My Ass(くそくらえ!好きにしろ!)

まずは冒頭のシーンで、アンディの誕生日が今日だと発覚したシーン。

ウッディは「アンディが新しいおもちゃを手に入れても、今いるおもちゃを忘れるなんてことはない!」と強く力説し、スリンキーもそれに同調しますが、その後のポテトヘッドの動作に注目。

 唇を外して自分のお尻にキスをしていますよね?

英語では、「くそくらえ」「好きにしろ」などといった意味合いの”Kiss My Ass”というスラングがあります。直訳すると「俺の尻にキスをしろ」です。

かなり汚い表現なので子ども向け映画では絶対に言ってはいけないセリフですが、大人にだけは伝わる面白シーンです。

Uncultured Swine(世間知らず)

ポテトヘッドがピカソの真似をしたのにハムが理解できなかったシーンで、ポテトヘッドが"You uncultured swine!"と怒ります。

"Uncultured swine"とは「世間知らず」という意味の慣用句的表現なのですが、このセリフの面白いところは"Swine"豚を含むイノシシ科の動物を指す言葉という点です。

実際に豚に向かって豚!と言っている、ダブルミーニング的な面白シーンです。

Just a couple of blocks away(すぐ近所にいるわよ)

ボー・ピープがウッディをお色気たっぷりに誘うシーンです。このシーンはそもそも大分アダルトな雰囲気ですが、その誘いを断ったウッディに対してボー・ピープは"I'm just a couple of blocks away."と言います。

 

英語で"Block"は市街地の『区画』の意味があります。

"Couple of blocks away"と言うと、「何区画か離れた場所」すなわち「近所」という意味になります。

 

ですがこのシーン、実はボー・ピープの横には「いくつか」のおもちゃの「ブロック」が置かれています。「近所にいるよ」という意味の表現と、「おもちゃのブロック何個分かの距離にいるよ」という表現がかかったセリフなのです。

Hooker(売春婦)

極悪な子供シドの部屋の中に、釣り竿にセクシーな足がついたオモチャがいたことを覚えていますか?

釣り竿の先についている釣り針は英語で"Hook"

ものをひっかけるから"Hooker"という風にとらえられるのですが、実はこの言葉には「売春婦」という意味があります。特にこのオモチャは足元が相当セクシーなので、意図的にこの言葉遊びを狙ったと考えていいでしょう。

トイ・ストーリー2(1999年公開)の言葉遊び

Sweet Potato(愛しのハニー)

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画像:toy_story_3 by perry_marco

映画の冒頭で、ウッディが帽子を探しているシーンがあります。

一方Mr. ポテトヘッドは奥さんのイヤリング(がついた耳)を探しているのですが、そんな彼がその耳を見つけたあとに奥さんに向かってこう言います。

 

"Here you go my sweet potato."

 

スイートポテトというとデザートをイメージしがちですが、実は"sweet potato"は"honey""sweetie"と同じように、愛情をこめて誰かを呼ぶ際に使える表現なのです。

実際に「ポテト」である奥さんに、"sweet potato"と声をかけるのは、ちょっとしたダジャレになっているんですね。

Wheezy(喘息っぽい/咳っぽい)

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物語の冒頭でストーリーを展開させる重要な役割を持ち、さらにはラストでとんでもない美声を聴かせてくれるウィージー。彼の名前はそのまま、「ぜえぜえする。喘息っぽい」などという意味を持ち、彼の特徴を端的に教えてくれるものなのです。

Porkchop(ポークチョップ)

これはもうストレートすぎますよね。ハムが「カンフーって聞いたことあるか?俺のチョップをお見舞いしてやるぜ!」と意気込むセリフですが、これは子供でも分かるダジャレですね。

豚のチョップで、ポークチョップ。日本でも馴染みのある言葉だとは思いますが、ポークチョップはアメリカでは特に人気の食べ物です。

Catching Up(過去にできなかったことをやる)

マンションから走り出すおもちゃ店の店主を追いかける際、バズ一行は「新バズ」に対して「ついてくるか?」と問います。

 

その誘いを新バズは断るのですが、その際に

"I have some catching up to do."

と理由を説明します。

 

この"catch up"という表現には、「時間がなくて今までできなかったことをやる」という意味があります。特にしばらく会っていない人との間で使う場合「一緒に過ごせなかった時間を取り戻す」というニュアンスも含まれます。

確かにいままで父子らしいことを何一つできていなかった二人ですから、いろいろとやりたいことがありますよね。

 

そして、そんな二人は実際にキャッチボールを始めます。

このシーンは"catch up""play catch(キャッチボールをする)"がかかったダジャレなのです。

トイ・ストーリー3(2010年公開)の言葉遊び

Nice Ascot(素敵なスカーフね!)

バービーがケンと初めて対面するシーンで、彼女はケンに向かって"Nice ascot!"と彼のスカーフを褒めます。しかしこのセリフ、英語版では"Ascot"の途中に不自然な区切れ目があり"As-cot"と分かれて聞こえます。

そのせいでバービーが"いいお尻"といったかのように聞こえる仕組みになっています。これも大人じゃないと聞き落としてしまうクレバーな言葉遊びです。

Bookworm(がり勉)

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映画の要所要所で出てきて、ストーリー中盤では重要なアイテムをウッディたちに手渡してしまう図書室の番人です。

彼の名前はBookworm

図書室にいるミミズだからその名前がついているのですが、実は"Bookworm"とはがり勉という意味のスラング。

実際に彼の風貌はがり勉っぽいですよね。トイ・ストーリーシリーズでは、こういう慣用句をそのまま表現するジョークが多いように感じます。

字幕で見る面白さも体感してほしい!

いかがでしたか?今回紹介したネタ以外にも、トイ・ストーリーシリーズにはたくさんの小ネタが含まれていて、それを探すのも楽しみの一つです。

 

特に字幕版では、英語でしか伝わらないダジャレや、アメリカの文化を知らないと笑えないシーンなどの面白さを取りこぼすことなく体験できます。

 

まずは日本語字幕で観て大体の内容を把握し、そのあとで英語字幕で観ることをおすすめします。最初は意味を理解するのにいっぱいいっぱいで、ネタにまで目を向ける余裕がないかもしれません。

 

でも何度か見ていくうちに、少しずつ英語のセリフが耳に入ってきます。

そしてそのうち「直訳しても意味が分からない」部分が出てくるはず。

 

そしたらそこが慣用句やスラングである可能性が高いので、そこのフレーズを調べてみる。そうしながら映画を見ていくと、また違った面白さが味わえるかもしれません!